はむすた母娘、空元気も元気!

末っ子女子大生とその母が、2人3脚でブログしてます。

【ピアノの練習】いっぱいやればいいってもんじゃありません

 

 

初心者向け、ピアノ教師の「はむすた母」です

 

練習するって、

時間をかけて、たくさん繰り返しすればいいと思っていませんか?

気を付けて!

それって、よくない方法です‼

 

 

 

 

練習は本番を想定して!

 

これ、ピアノだけじゃなくて、どんなことにも言えると思うんですが

練習って、本番を成功させるためにするものですよね

ちゃんと「本番を想定して」練習してますか?

 

どんなことを本番とするかにもよりますが

「人前でピアノを弾くこと」が本番だとすると

同じ曲を5回も10回も、弾き直しするなんてありえないです

 

1回、成功させるように、練習してますか?

 

 

練習のための練習になってはいませんか?

 

例えばピアノを習うお子様に

「練習しなさい」って、つい言っちゃう方にうかがいたいのですが

なんのために練習してほしいですか?

 

練習を始めれば、始めたで

「もっと練習しなさい」って、言っちゃう方、

それは、何のための練習ですか?

 

 

 

こんなことを私が言い出してしまうのは、

 

「以前、ピアノを習ったことがあるけれど

 練習することが嫌いだから、ピアノは嫌い」

 

という方に出会うことがよくあるからです

 

 

ピアノの先生の私にしてみれば、これは本末転倒です

せっかく、ピアノを弾けるようになりたいとレッスンを始めたのに

ピアノを嫌いにしてしまっては、元も子もありません

 

 

 

 

「練習することは好きだけど、人前で弾くのは嫌い」

 

という方にも、よく出会います

もちろん自分が一人で楽しむためにレッスンを始めたなら、

それでOKです

 

 

 

でも、初めから練習を楽しむためにはじめたことなのでしょうか?

楽しく、気持ちよくいろんな曲が弾きたいのではなかったですか?

 

 

私は、練習が目的になってしまうのは、違うんじゃないかと思います

 

 

 

練習は、3回が効果的です

 

具体例、初日

 

[通し練習1回目・2回目] 

 

生徒さんに初めての曲をレクチャーするとき、

初めに軽く2回、通してみます

 

 

[部分練習3回]

 

次に、うまくできないところだけを取り出して、

「3回、やってみよう」

と、回数を限定して部分練習します

 

1回目は、ゆっくりと、できるようにポイントを伝えながら

2回目は、ポイントに声掛けしながら

3回目は、「この練習は3回目で終わる」ことを意識させながら

 

これで、たいていはクリアできます

できなくても、初日は次に進めます

 

 

[通し練習・3回目]

 

この日の最後の練習であることを意識しながら 

通し練習の3回目を、できないポイントに神経を集中して弾きます

 

 

初日の練習は、ここまででおしまいです

 

できてもできなくても、初日はここまでです

 

 

具体例、2日目以降

 

練習を始める前に、イメージトレーニングします

どこが自分の気をつけえるポイントなのかを、意識します

 

 

[通し練習1回目]

 

今できる最善を尽くして

舞台で、お客様を前にして弾くつもりで練習します

 

 

[部分練習]

 

うまくいかなかったところを、3回、部分練習します

 

 

[通し練習2回目]

 

部分練習したところに意識しながら、通し練習します

 

 

 

うまくいったら、ここで練習終了です

 

新たな課題が見つかったら、部分練習を3回します

この後、3回目の通し練習をして、練習終了です

 

 

 

時間を置く効果

 

眠ることで、経験が記憶として定着すると言われています

ピアノの練習でも一日の練習回数を増やすよりも、

強く意識しながら回数を少なく練習して、一度時間を空けた方が

うまく定着することが多いです

 

 

 

 

課題が多くなりすぎるのは、

緊張ポイントが分かりずらくなるので効果が下がります

 

例えば定期テストの勉強で

教科書全部にアンダーライン引いて、蛍光ペンで塗りつぶしても

効果はないですよね

 

ポイントは、ポイントとして

わかりやすくしておくことが大事です

 

 

 

たくさん練習することのデメリット

 

 

たくさん時間をかけて、練習回数をこなすと

機械的に体が覚えるということがよくあります

言ってみれば、

「人の話を聞かずに、うなずいているだけの状態」

に、なるのです

 

 

機械的に体が覚えてしまうと、考えることをやめてしまいます

明るい曲なのか、悲しい曲なのか

どう表現して、どう伝えるといいのか

自分で考えて、演奏できるようにならないと

いつまでたっても、指導者が必要なまま

自分で課題を見つけることもできず

自立しません

 

 

練習のやり過ぎは、間違って覚えたときの修正に時間がかかります

誤解のないようにお伝えしますが、間違えること自体は悪い事ではありません

 

「失敗することは必要です」

 

たいていの人には癖があって、同じような失敗を繰り返します

失敗したときの対処法を覚えることは、すごく有効なことなのです

 

 

指導者がいて助かるのは、

 

・身に着けるための順番を心得てる人がいること

・自分に必要なことを、提示してくれること

・間違った時に、修正してくれること

 

です

 

 

 

ただ指導者側からすると、「間違いの修正」は

エネルギーがいる上に、時間も必要になります

 

 

間違いは思い込みで起こることが多いので、

その思い込みを正すことに、まずエネルギーが必要です

たくさん練習していると

時間をかけて「間違うための癖」をつけてしまっているので

普通に覚える以上に、修正することにエネルギーが必要になるのです

 

 

間違いを正しく覚えなおすためには、

ゼロから覚えるより時間がかかります

ゼロから覚えるときは「3回が効果的」な練習回数ですが

間違いを修正するときは、たいてい「5回」の練習が必要です

 

 

注 「それでも5回でとどめた方が、効果的です」

 

 

 

常に評価される意識を持つこと

 

身に着けた知識やスキルは、どこかで役に立てるためのものになります

 

「ピアノなんて、趣味だから」という声が聞こえてきそうですが

上手になれば自分が楽しいじゃないですか

楽しむために、やっているんですよね?

自分の愉しみのために、役立ちますよね?

 

 

 

他人の評価もですが、常に自分自身の評価を

練習の時は気にしてください

 

少ない練習で効果を出せれば、うれしいのは自分です

練習に関しては、自分の評価を大事にするべきだと思います

 

 

 

 

まとめ 自己反省からの集中練習

 

 

私の恩師は、「3時間は練習しなさい」と生徒に伝えておられました

幸い私のスポンサーである母は、「レッスンの練習を3時間」とは取らなかったので

3時間ピアノの音を出していれば、OKでした

 

おかげで私には、自分のレッスン以外の時間がありました

仲間が弾いている曲を練習する時間があったし、

弾き語りを練習する時間もあったし、

現代音楽に触れる時間もありました

それでも、課題に時間をかけすぎたと反省しています 

 

3時間の練習は、中高生が音楽大学を目指す場合に必要な体力です

それを理解せずに、やみくもに3時間ピアノに向かっていたように思います

 

 

楽器を弾いたり、歌ったりするということは

アスリートと同じく特殊な筋力が必要で

体を専用に作る必要があります

 

専門家になりたいのなら

短時間でマスターできる集中力が必要です

ゆっくり何度も同じ練習している時間はありません

時間があるなら、ほかの練習をした方がいいのです

練習の専門家になっても、何者にもなれません

 

何のための3時間なのか、もっと意識する必要があったと反省しています

 

 

 

どんな仕事をするにせよ、それぞれのスキルが必要で

そのための練習が必要だと思います

練習は所詮、練習です

いっぱいすればいいというものでは、ありません

舞台での成功率を上げるためには、舞台を増やした方が確実に上がります

必要な準備もわかるようになります

 

 

短い時間で効果的な練習をする癖を、つけてください

ピアノの練習は、いっぱいやればいいってもんじゃありません

 

 

 

練習することを、間違っても目標にしないでくださいね

 

 

 

 

 

 

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